こんにちは! 幸せコラムニスト・心理カウンセラーの永瀬なみです😊
このブログでは「後悔しない、犬との暮らし」をコンセプトに、飼い主と愛犬の“両方”が幸せに暮らしていくための方法を研究・発信しています。
今回のテーマは『犬を飼うメリットとデメリット』です。
前回の記事では、犬を飼うことで後悔しないためには以下の工程が不可欠だとお伝えしました。
リアルな犬との暮らしを事前に知り、
しっかりとシミュレーションしておくこと
では実際に犬を迎えると、どんな苦労や幸せがあるのでしょうか?
ということで、今回はリアルな犬との暮らしを知りたい人に向けて『犬を飼うメリットとデメリット』を紹介します。
プラスとマイナスの両面を知ることは、きっと犬を飼う上での良い判断材料になるハズです。
これから犬を飼いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

- 1歳の愛犬&大学生の息子と暮らす40代の母
- 実家では常に犬がいる生活だったけど、自分で飼うのは初めて
- 犬のことで後悔したくないという思いが強い
- 自身の経験とカウンセラーとしての知見を生かし、犬活情報を発信中!
犬を飼う最大のメリットは…意外な効果も
まずは、犬を飼うメリットから紹介します。
犬を飼うことで得られるものとして、一般的によく耳にするのは以下の4つです。
- 癒やし・幸福感
犬とのふれ合いや存在そのものが日々の生活に笑顔と安らぎをもたらしてくれる - 健康的な生活
散歩や遊びを通して自然と運動習慣ができ、ストレス軽減や生活リズムの安定につながる - 人とのつながり
犬を通して家族との会話が増えたり、犬友達や地域とのつながりができたりする - 思いやり・責任感
命を育むことで他者に対する思いやりや責任感、慈しみの心などが自然と身に付く
中でも特に大きいのは、やはり何と言ってもそのかわいさです。
姿を見るたびに
かわい~♡
😍
と笑顔になり、触れ合うと幸せホルモンがドバドバ溢れ出る(感じがする)。
そこにいるだけで日々の疲れを癒やしてくれる。
愛犬は私にとって、そんな存在です。

これがあれば大変なことが全部チャラになるくらい、すごい威力!!
ただ正直な話、私は上記の中に当てはまらないものもありました。
例えば『健康的な生活』というメリットについては、あまり効果を感じません。
というのも私は毎日お散歩に連れていってあげられるわけではないですし、犬を迎えたからといって生活が大きく変わることもなかったからです。
そのため私の場合は『生活リズムが整う』というメリットも『犬を通じて犬友達や地域とのつながりができたりする』というメリットも、特に感じることはありませんでした。



むしろ散歩してる人が向こうから来ると逃げたくなっちゃう…笑
そんな私が犬を飼って良かったと思うことは、主に次の4つです。
- 家族の一体感
犬を一緒に育てる中で息子と「ワンチーム」になれた感覚があり、親子の絆が深まったと感じる - 孤独感の軽減
犬のおかげで孤独を感じにくく、子離れが必要な時期の支えにもなっている - コミュニケーション能力の向上
犬との信頼関係を築く中でコミュニケーションの仕方を学べる(人間関係にも生かせる) - 生活環境が整う
犬のイタズラと誤飲防止で床に物を置かなくなるため、部屋が散らかりにくい
私は幼い頃から常に実家で犬を飼っていたのですが、これらは自分で犬を飼い始めるまで気付かなかったことばかり。
不思議なことに、どれも実家で犬を飼っていた頃には全く感じませんでした。
特に『孤独感の軽減』については今の私がちょうど子離れの時期ということもあって、本当に助かっています。
そのため、こうして考えている間も
本当に迎えてよかったな~
😌💓
と思います。



でもやっぱり、どれも結局『かわいい・癒やされる』って部分には勝てないんだけどね!
どのメリットもあくまで「わが家の場合は」ですが、犬との暮らしを考える上での参考になればうれしいです。
犬を飼うデメリットは…予想外の落とし穴
では続いて、犬を飼うデメリットについてお伝えします。
犬を飼う上で、大変なこと。
一般的によく耳にするのは、次の4つです。
- お世話が大変
散歩・ごはん・しつけ・トイレ掃除など毎日のお世話が大変で、精神的にも体力的にも負担がかかる - お金がかかる
初期費用に加えて毎月の食費や医療費、保険料など、予想以上に出費がかさむ - 生活が変わる
犬が中心の生活になることで自由な時間が減り、旅行や外出が気軽にできなくなる - お別れが悲しい
犬の寿命は人より短いため基本的には先に見送ることとなり、お別れの際には深い悲しみと喪失感を抱く
もちろん飼う人の性格や状況によっても違うと思いますが、確かにどれもデメリットになり得ることだと思います。
実際、これらのデメリットは私にも当てはまりました。
中でも、特に大変だったのが次の4つです。
- 時間を取られる
特に子犬期はフードの準備やブラッシングなど、慣れないお世話に大きく時間を取られる - 外出が制限される
子犬は低血糖を起こしやすく目が離せない(狂犬病ワクチンが完了するまではペットホテルも利用できない) - 定期的な通院が必要
ワクチン接種や寄生虫予防のクスリをもらうため、定期的に動物病院へ通わなければならない - 予想以上に出費がかさむ
毎月の固定費に加えてケア用品やオモチャの購入費、通院にかかる交通費など細かい出費が意外とかさむ
どれも事前に調べていたので何となく覚悟はしていたものの、実際に直面すると想像していたよりも大変でした。
そしてもう1つ、これらとは別に全く想定していなかったことがあります。
それは、精神的な疲れ。
私の場合は元々の性格が心配性気味ということもあり、子犬の頃は特に過剰なほど心配していました。
お互いの慣れもあって愛犬の成長とともに少しずつ心配事は減っていきましたが、迎えてすぐの頃(2~3か月くらい)は本当に気苦労が絶えませんでした。
何より心配だったのは、低血糖(ていけっとう)です。
これは上記リスト(実感したデメリット)の『外出が制限される』という項目にも書きましたが、子犬は空腹の時間が長すぎると低血糖になって命を落とすことがあるのだそう。
低血糖とは、血液中のブドウ糖(血糖)が異常に低くなる状態のこと。
脳に必要なエネルギーが不足し
- ぐったりして動かない
- けいれんを起こす
- 意識がなくなる
などの症状を引き起こす。
対応が遅れると命に関わる危険もあるため、特に子犬期は注意が必要。
この話についてはお迎えする時に店員さんから聞いていたので、迎えたばかりの頃は何とかごはんを食べてもらおうと必死で試行錯誤していました。
というのも、うちの子は迎えた当初から食が細くて食べムラがあるタイプ…。
そのため心配しすぎて
子犬のことで頭がいっぱい!!
😫
という状態になり、そのせいで心身ともに疲れ切っていたのです。



まさか犬を心配することでこんなに疲れるなんて…完全に予想外だったよ
犬との生活は思うようにいかないことも多い(むしろ思い通りになることはほとんどない)ため、特に私のような悩みやすい性質を持つ人はしっかりと覚悟しておいた方がいいと思います。
いずれもあくまで「わが家の場合」ではありますが、犬との暮らしを想像する上で参考になればうれしいです。
犬との暮らし、幸せの秘訣は覚悟が9割!
ということで、今回は私が犬を迎えて実感した『犬を飼うメリットとデメリット』をお伝えしました。
犬との暮らしで得られる幸福感は、何事にも代えがたいものです。ただその反面、やっぱり大変なこともたくさんあります。
もちろん犬種や性格によっても違いはあると思いますが、どんな犬でも『実際に迎えてみないと分からない苦労』は必ずあると思っていた方がいいかもしれません。
特に『時間』『お金』『精神力』『体力』という4つの要素については、ある程度の余裕がなければきっと耐えられないと思います。
犬を迎えた後で後悔しないためにも
- どんな苦労でも乗り越えられる自信があるか
- そのための覚悟をしっかり持てるか
という2つの点については、犬を飼う前にしっかりと考えておくことをオススメします。



その上で「やっぱり犬を迎えよう」と思えたなら、きっと素晴らしい日々が待っているはずだよ!
犬を飼って後悔しないための心構えについては、こちらの記事も参考にどうぞ。


さて次回は「ペットショップでビビッときたら」というテーマでお届けする予定です。お楽しみに😊