こんにちは! 幸せコラムニスト・心理カウンセラーの永瀬なみです😊
このブログでは「後悔しない、犬との暮らし」をコンセプトに、飼い主と愛犬の“両方”が幸せに暮らしていくための方法を研究・発信しています。
今回お伝えするのは、犬を飼う前に抱えがちな「後悔したらどうしよう…」という不安についてです。
犬は飼いたいけど、後悔しそうで怖い…

そんな不安がなかなか消えず、犬との暮らしに踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
実は私も今一緒に暮らしている愛犬と出会った頃は、そんな葛藤を抱えていました。
この子との生活は
本当に幸せなものになるのか。
私は本当に
この子を幸せにしてあげられるのか。
実際の生活が
思った感じと違ったらどうしよう…
そんな風に思い始めたら頭の中で考えがグルグルしてしまって、なかなか答えを出せずにいたのです。
そこで今回は、その時に学んだ『犬を飼うことで後悔する理由』と『後悔しないための対策方法』についてお伝えします。
「本当に犬を飼っていいのかな?」
「後悔したらどうしよう…」
などと不安に思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

- 1歳の愛犬&大学生の息子と暮らす40代の母
- 実家では常に犬がいる生活だったけど、自分で飼うのは初めて
- 犬のことで後悔したくないという思いが強い
- 自身の経験とカウンセラーとしての知見を生かし、犬活情報を発信中!
後悔する原因、3つの「ギャップ」とは?
いろいろと調べた結果、犬に対する後悔は、その大半が『予想と現実のギャップ』によって生まれることが分かりました。
そしてその理由として特に多いのは、次の3つです。
- 時間的な負担
犬のお世話に時間がかかる、自分の時間が思うように取れなくなった…など - 金銭的な負担
初期費用や毎月の費用が思ったより高かった、治療費が高額になった…など - 心理的ストレス
しつけが思うようにいかなくてイライラする、犬中心の生活にうんざりする…など
想像していなかった事態に陥ることで「かわいい」だけでは乗り越えられなくなり
こんなハズじゃなかった…

と、途方に暮れてしまうケースが少なくようです(※)。
とはいえ、犬を飼うことで後悔してしまう人がいる一方で後悔しない人もたくさんいます。

データ的には後悔する人の方が圧倒的に少ないんだよ!
では一体、その差はどこにあるのでしょうか?
やはり大切なのは、飼う前にどこまでしっかり考えておけるかだと思います。
先ほどもお伝えしたように、犬を飼うことで後悔してしまう大きな要因は『予想と現実のギャップ』です。
では、なぜそのようなギャップが生まれてしまうのかというと…
多くの場合、それは
「覚悟」が足りていないから
ではないでしょうか。
事前に犬とのリアルな生活を知り、覚悟を決めておくこと。
犬と実際に暮らし始めてから後悔しないためには、これが何より大切なのだと思います。
まずは本当に今の状態で犬を迎えて大丈夫なのかをしっかり見極める。
その上で、今の自分が犬を迎えたら
- どんな生活になりそうか
- 何が大変で、どんなことがストレスになりそうか
などを考えていき、それぞれの対策を練っていく。
犬を飼い始めてから後悔しないためには、この工程が不可欠です。



むしろ後悔しない方法ってこれ以外にないのかも!
では具体的に、どのようなことを知って(考えて)おけば後悔しにくいのでしょうか?
ここからは『犬を飼うことで後悔しないための対策方法』として、事前に知っておきたいことや考えておきたいことを紹介します。
犬を飼う前に考えたい「4つのポイント」
本当に飼っても大丈夫かな


そう思った時は、ぜひ以下の4つを判断基準にして考えてみてください。
1.「お金」と「時間」に余裕があるか
先ほども少しお伝えしたように、犬との生活には『お金』と『時間』がかかります。
犬を迎えてから後悔しないためには、何と言っても事前にリアルな情報を調べて、実際の生活をしっかりシミュレーションしておくのが一番です。
以下の項目も参考にしながら、ぜひじっくりと考えてみてください。
- 初期費用と毎月の費用、その他の継続的にかかる費用について
- 医療費と保険の加入について(万が一の出費に耐えられるか)
- 犬との生活に必要なスペースは十分あるか、犬のために住環境を整えてあげられるか
- 散歩や食事、しつけなど、犬のお世話に十分な時間を割けるか
- 自分の時間が減っても大丈夫か(長時間の外出や旅行が気軽にできなくなる)…など
2.「心」と「体」に余力があるか
犬と飼い主の両方が幸せに暮らすためには『心』の余裕も必要です。
犬を迎えるとどんなことが大変で、どんなことがストレスになり得るのか。
そして、それに耐えるだけの精神力や体力があるのかを現実的な目で見極めなければいけません。
ご家族がいる方は自分だけでなく、ご家族についてもよく考えてみてください。
- 飼い主のストレスになりやすい原因と対処方法
- 自分や家族に犬アレルギーの心配はないか
- 犬が中心の生活になっても大丈夫か(子犬期は特に)
- しつけやトレーニングなどに根気よく取り組めるか(飼い主にストレス耐性と体力があるか)
- 自分の時間を犬に削られても精神的に安定していられるか
3. 自分や家族に合う「犬種」は?
後悔しない犬との暮らしには、犬種選びも欠かせません。
なぜなら、まず大前提として必要なお手入れや散歩の時間、かかる費用などが犬種によって大きく変わってくるからです。
もちろん同じ犬種だからといって全く同じ性格や性質を持っているわけではありませんが、ある程度の傾向は見えてきます。
犬を迎えた後で
なんか思ってたんと違う…


となってしまうこともあるため、犬種選びは慎重に行いたいところです。
以下のリストを参考に、ご自身やご家族の性格、そして今のライフスタイルに合いそうな犬種をぜひ探してみてください。
- 犬種の特性が住環境に適しているか(大きさ、吠えやすさ、活動量など)
- 犬種の特性が自分や家族の望むライフスタイルと合うか(散歩の長さ、スポーツへの向き・不向きなど)
- 性格的な相性(しつけの難易度、飼いやすさ、家族との相性など)
- 必要なお手入れについて(毛の長い犬は特に)
- かかりやすい病気やケガについて(犬種ごとに違いがある)
4. 最後まで「犬の命」に責任を持てるか
最後は、犬の命に関する項目です。
これは犬を迎える上で、最も重要と言っても過言ではありません。
反対にいうと、この覚悟を持てないうちは犬を飼うべきではないと私は思います。



私は正直この工程が一番大変だったかな…まだ飼ってもないのに想像して号泣してたし💧
犬の一生を丸ごと引き受ける覚悟ができているか。
途中で投げ出さず、最後までしっかりお世話できるか。
次のリストを参考に、ぜひ納得がいくまで考えてみてください。
- 一生(その子の命が尽きるまで)面倒を見てあげる覚悟はあるか
- 犬を飼うことについて家族の合意と協力は得られるか
- 自分や家族に何かがあった時の預け先や、飼えなくなった場合の受け皿について
- 犬の加齢や病気、ケガなどによって介護やケアが必要になる可能性について
- 犬の寿命を理解し、いずれ必ず訪れる「お別れ」について心の準備ができているか
心構えも立派な準備! 後悔しない選択を
犬との暮らしは幸せを感じる場面が多い反面、大変だと感じる場面が多いのも確かです。
だからこそ、もし少しでも
自信ないな…


と感じているなら、今はまだ飼うタイミングではないのかもしれません。
それでもどうしても飼いたいと思うのであれば「何とかなるさ」と気軽に考えず、しっかりと準備しておくことが大切です。
「飼って後悔した…」とならないためにも、ぜひ1つずつ、じっくり準備を進めていってくださいね。
ちなみに、犬種選びについては以下のような診断をしてみるのもオススメです。
さて次回は、私が実際に犬を飼って実感した良かったことと大変だったこと(メリット・デメリット)を紹介します。お楽しみに😊