こんにちは! 幸せコラムニスト・心理カウンセラーの永瀬なみです😊
このブログでは「幸せな犬との暮らし」を実現するため、愛犬と飼い主がお互いに無理なく楽しく暮らしていける方法を研究・発信しています。
今回のテーマは、犬の飼い方です。
愛犬を迎える少し前──。
いろいろと情報収集していた私は、ある事実に驚きました。
というのも、犬を飼う人の考え方や日常的な習慣が私の知っているものとかなり違っていたのです。
もちろん、昔と変わらないこともたくさんあります。
ですが、どちらかというと変わっていることの方が多いように感じました。
そこで今回は「昔と違う犬の飼い方」をテーマに、犬を迎える前にぜひ知っておいてほしいことをお伝えします。
これから犬を迎える人はもちろんのこと、久しぶりに犬を飼う人や自分で犬を飼うのが初めての人も参考にしてみてください。

- 2歳の愛犬&大学生の息子と暮らす40代の母
- 実家では常に犬がいる生活だったけど、自分で飼うのは初めて
- 犬のことで後悔したくないという思いが強い
- 自身の経験とカウンセラーとしての知見を生かし、犬活情報を発信中!
昔と違う犬の飼い方「しつけ編」
まずお伝えするのは、しつけに関する違いです。
昔と今では、しつけに対する考え方が正反対と言えるほど違っています。
例えば、昔は犬がトイレに失敗すると大声で叱ったり鼻先を押し付けたりした後でケージにしばらく閉じ込めておくといった「罰を与える方法」が主流でした。
ですが今は「失敗した時はあえてスルーし、できた時に褒める」のが一般的です。
ではなぜこのような方法がとられるようになったのかというと、一番の理由は
人と犬の関係が変わったから
だと思います。
昔は主従関係(上下関係)を重んじる飼い主が多く「人が上で、犬は下」という認識が当たり前でした。
ですが今は「主従関係」よりも「信頼関係」という言葉を使う人が増え、しつけの一環として行われることが多かった以下のような習慣も基本的にNGとされています。
- 犬のごはんは人が食べ終わってから
- ごはん前の「おあずけ」ルーティン
(お座り→待て→お手など) - リードショックによるしつけ
(強く引っ張る・首を絞めるなど)… etc.
昔は「しつけ」と称して厳しく叱ったり手を上げたりする人は珍しくなかったですし、むしろそれができない人は
小うるさい男しつけもまともにできないのか
などと言われ、とがめられるケースは少なくありませんでした。



昔は人の子どもに対してもこんな感じだったよね
それが今や体罰なんてもってのほかだし、なんなら「しつけ」という言葉自体を嫌がる人もいるほどです。
昔は珍しくなかった金属製のチェーン(リード)も今ではほとんど見かけなくなりましたし、ひどい場合(例えば劣悪な環境下での多頭飼いや飼育放棄など)は虐待とみなされ、法律で裁かれることも珍しくありません(※1)。
これから犬を迎える人は『動物愛護法(正式名称:動物の愛護及び管理に関する法律)』についても一度しっかり調べてみることをおすすめします。
犬を飼うなら知っておきたい「今の常識」
このように昔とは正反対とも言えることが当たり前となってきている一方で、昔になかった考え方や新しい習慣も生まれているようです。
そこでここからは、私が実際に知って驚いた犬にまつわる「シン・常識」を紹介します。
その1. 無理に自分でお世話しない
まず私が驚いたのは、グルーミングに関する「シン・常識」です。
それが
無理やりグルーミングを行うことは
犬との信頼関係に悪影響を及ぼしかねない
というもの。
つまり
信頼関係にヒビを入れてしまうくらいなら
犬が嫌がることは人に任せちゃおう!
ということです。
この考え方を初めて聞いた時は
今はそう考えるのか!!
😳
と驚くと同時に、とても理にかなった考え方だと思いました。
こんな風に考えるなんて昔では絶対にあり得なかったですし、そもそもトリミングなしの「爪切りだけ」や「シャンプーだけ」をお願いできるサービスは(少なくとも私の身近には)ほとんどなかったように記憶しています。
また今は飼い主の代わりにドッグトレーニング(しつけ)や散歩をしてくれるサービスも増えていて、こういったことを誰かに頼んでやってもらうというのも昔にはなかった概念だなぁと感じました。
昔の感覚を持っていればいるほど
誰かに頼む=「手抜き」
と感じてしまいがちですが、現代ではむしろ
お互いのためになる「賢い選択」
と捉える人が増えているようです。



私も今は遠慮なく頼ってるよ!
その2. 問題行動は犬のせいじゃない
そしてもう1つ、大きな衝撃を受けたのが
犬の問題行動=飼い主の問題
(犬のせいじゃない)
という考え方です。
これは「犬が言うことを聞かないのは飼い主のせい」という意味ではなく
いくら教えても覚えないのは
犬にちゃんと「伝わってない」から
という全く新しい「概念」の話です。
犬がトイレを失敗したり教えたことをちゃんとやってくれなかったりすると、私たちはつい「犬に問題がある」と思ってしまいがち。
ですが、この考え方だと
犬も飼い主も悪くない
ただ、伝え方が違うだけ
という結論になります。
私はこの考え方を知って「犬のことを学びたい」という気持ちがより一層強くなりましたし、何より
犬も私も悪くないんだ…
🥹
と思えることで、ずいぶん気がラクになりました。



もともと「しつけできない=ダメな飼い主」っていう昭和の考え方がインストールされちゃってたから余計にね…
その3. 長時間の留守番は基本NG
そして、現代の「シン・常識」を紹介する上で欠かせないのが
犬を長時間お留守番させるのはNG
というものです。
例えば仕事や旅行で家を空ける際、昔は何も考えずに犬を留守番させる人が多かったと思います。
ですが、今は動物愛護の観点から
犬に長時間の留守番をさせることは
避けるべき
と考える人が増えているようです。
ペット先進国では数日どころか数時間の留守番でも通報されることがあるそうなので(※2)こういった考え方が少しずつ日本にも浸透してきている証拠と言えるかもしれません。
そこで登場しているのが、ペットホテルやペットシッターなどの犬を預かってくれるサービスです。



特に最近は「犬の保育園・幼稚園」が話題だね!
ただ、どの施設も基本的に狂犬病の予防接種を打つまでは(少なくとも生後3か月くらいまでは)預かってもらえないことが多いため、利用の際は注意が必要です。
その4. 他にもいっぱい! 犬のシン・常識
他にも紹介したいものはたくさんあるのですが、全部を細かく紹介すると長くなってしまうため主要なものだけリストにまとめました。
これから犬を迎える人は、以下の「シン・常識」もぜひ参考にしてみてください。
- 犬の健康管理は「予防医療」がキホン
「病気になったら治療する」ではなく「予防に徹する」のが今の常識。具体的には…予防接種、予防薬、日々の健康管理(デンタルケア、散歩、食事管理、グルーミング)など - マイクロチップ装着・登録の義務化
2022年にマイクロチップの装着が義務化され、ブリーダーやペットショップから購入した場合は所有者情報の変更登録が必要 ※その他の場合については参考元(※3)を参照 - 犬の家族化・長寿化に伴い、保険が充実
一昔前までは数えるほどしかなかったペット保険も、今ではなんと15社以上。加入率も年々増加し、決して珍しい選択肢ではなくなってきている(※4) - 「ペット可」から「ペット共生型」へ
賃貸物件や集合住宅では単に「犬と暮らせる」だけではなく「犬と人が快適に暮らせる」ことを前提に設計・計画された建物が少しずつ増え、新たなトレンドとして注目を集めている - 犬の去勢・避妊は「する派」が多数
昔は去勢・避妊をする家はあまり多くなかったが、現在は病気やトラブル防止の観点から早期の去勢・避妊を推奨する声が多く見られる - 土葬→火葬へ、愛犬供養も「人と同じ」に
昔は庭に埋めるのが主流だった愛犬供養も今は火葬が主流(※5)。人と同じようにお葬式をしてからお墓に埋葬する人も少なくなく、寺院によっては家族と同じお墓に入ることも可能だそう
自分を疑え! 昨日の常識は今日の非常識
昔との違いって、普通に生活してたらなかなか気付けないですよね。
私もまだまだ気付けていないことがあるようで、たまにふと思い付いたことを調べると、必ずと言っていいほど昔と変わっています。
例えば
- 小型犬は散歩させなくてもいい
- ドッグランは連れていった方がいい
- 道で会った犬とはあいさつをさせるもの
といった漠然とした認識も、いざ調べてみるといろいろ変わっていて驚きました。
では、どうすれば気付けるのかというと…
やっぱり一番は、自分の常識を疑うこと。
そして何より、信頼できる情報源を見つけることではないでしょうか。
情報源は本でもブログでも動画でもいいと思いますし、獣医師やトレーナーなどの専門家に相談してみるのもいいと思います。
ただ、同じ専門家でも人によって言うことが違っていることは少なくありません。
だからこそ、最終的には自分が「この人なら(ここなら)信じられる」という人(モノ)を見つけるしかないと感じています。
大切なのは
「自分の常識=世間の常識」と
思い込まないこと
常識や知識のアップデートは愛犬だけでなく自分のためにもなることですので、これから犬を迎える人にはぜひ
- 自分の感覚や知識が本当に合っているのか
- それは本当にお互いのためになるものなのか
と、自分の概念を疑いながら1つ1つチェックしてみてほしいと思います。
さて次回は「犬を飼うのに必要なもの」と「必要でないもの」をテーマにお届けする予定です。お楽しみに😊
参考元
(※1)虐待や遺棄の禁止|動物の愛護と適切な管理(環境省)
(※2)動物福祉の先進国・スウェーデンの動物保護法はこんなに違う|ワンペディア
(※3)ペットの犬・猫へのマイクロチップ装着が義務化!装着方法や費用を徹底解説!|楽天 保険の総合窓口
(※4)ペット保険の加入率はどのぐらい?入っておくべき理由について解説|アニコム損保
(※5)ペットが亡くなった後、火葬する人は約76%⁉|イオンのペット葬






